・誕生日に何か書きたかった
・好きな音楽のことなら書けそう
Undercurrent / Bill Evans, Jim Hall (1962)
今すぐにでもほどけてしまうのではないかと心配に思うほど、退廃的な音の間作りを最初から最後まで丁寧に保ち続けた奇跡のアルバムです。昼も夜も、いつだって心の底から美しいと思う演奏が聴けます。
Out To Lunch / Eric Dolphy (1964)
衝撃的でした。ドルフィーがリーダーでないと作れなかったスタジオ録音だと思います。凝り固まって隙もない苦しい演奏なのに無限の自由空間を感じます。Eric Dolphyは憧れの人です。
MISSLIM / 荒井由実 (1974)
両親がユーミンの大ファンで、小さい頃からカーステで散々聞いていました。最後の3曲が凄まじい。全ての曲全てのフレーズが最高。何より、ユーミンの歌だからこそ暖かい作品です。
Physical Graffiti / Led Zeppelin (1975)
全曲が好きな二枚組。 In the Lightが一番好きです。特にC面とD面で妙な悲しさが40分も続く、知的で湿っぽい雰囲気が大好きです。A面とB面は誰もが認める名曲揃い。風格に圧倒される最高のハードロック!
彗星パルティータ / 阿部薫 (1981)
病気でしんどい時の子守唄でした。ただひたすら朝まで聴き続けていたので、もうそれ以上の体験があるのかわからないけれど、今でもたまに聴いたりします。いや結構聴いてるかも。冷静になってもやはり良い。フリージャズ名盤中の名盤。
(サブスクなし)
深海 / Mr.Children (1996)
人生で初めて音楽の『アルバム』が好きという感覚になった作品です。小6でした。父親にレンタルしてもらい、CDRへの焼き方も教わりました。その時に焼いた深海のCDは手元にあります。宝物です。
In The Aeroplane Over The Sea / Neutral Milk Hotel (1998)
昔、一目惚れした女の子におすすめされたアルバム。iPodの画面で、とにかくコレを絶対に聴けと。最高の作品でした。今では1stも同じくらい好き。アルバムは2枚ともレコードで持っていて、いつも過剰な気持ちで針が落ちる瞬間を見ます。
My Lost City / cero (2012)
同名の久石譲作や元ネタのフィッツジェラルド、「My Lost City」は芸術を鑑賞する時の考え方で基準のひとつとなりました。あまりにも聴きすぎて最近は再生することも稀になっています。荒内佑さんのファンです。彼のソロアルバムや書籍も好き。
走り出す瞬間 / けやき坂46 (2018)
アイドルが表現した全28曲、アルバム新曲が18曲の力みすぎた精神性。それはあの時『走り出す瞬間』に込められなければならなかった必然とどうしようもない時間の長さを感じさせます。数え切れない思い出を作ってくれてありがとう。
thirdShoes. / tipToe. (2018)
2016年辺りからアイドルにのめり込み、たくさんの魅力的な音楽を知りました。その中で最も好きな作品です。この気持ちが変わることをまだ想像もできません。死ぬまで聴き続けると思います。「砂糖の夜に」は生涯のフェイバリット。
感想:書いた後に題名を見返してもかなりしっくりきたのでまとめて良かったなと思いました