グループ内推し変
・"グループ内推し変はやめとけ"という声(ツイート)をよく見聞きしていた
・これまでそういう感じでオタクをやっていなかったので正直勝手にすればいいのでは?と思っていた
・具体的にどういうデメリットのためにやめておいた方がいいのかよくわからなかった
グループ内推し変のきっかけ
・グループのライブに行き始めた数ヶ月後に推し不在ライブがあった(当日発表)
・入場特典もあるし一枚くらいは自分で買いたい気持ちからあまり深いことを考えずに次点で好きなメンバーに行く
・可愛すぎて心を掴まれる
・この時点で推し増しは確定していたと思うけれど複雑な感情だった
・歌が物足りないなぁ(推し不在)
グループ内で二人を推す
・なんかわかんないけど難しい
・それまで坂道でぬくぬくとオタク、地下でDDをやっていたので定まらない感じと定めなきゃいけない感じがどっちももどかしい
・でも正直誰を推しにしても楽しめるほどのグループだからしょうがないのか?という気持ちではいた
ぼんやりとした複合的な理由で二人に差が出てくるけれどそれはなんか嫌だなぁみたいになる。(自分とオタク向けに書いていますが理由もぼんやりにさせてください)
・話が合う合わない
・緊張するしない
・テンションが高くて好き
・落ち着いていて好き など
特典会に少しでも義務を感じ始めたらグループ内推し変を決断しないといけないと思っていた。(オタ活的な義務から発生していたであろうグロい事象を見ていたので思わされていたという可能性もある)
・不特定多数のオタクのツイートなどを見て?
それから
・いくつかの大きなライブ
・フェス
・推しの地元凱旋ライブ
・記念ライブ など
グループ内推し変を決行
・大きなワンマンで良かったことを伝えられたのだが余計なことを言ってしまったかもな、気にしすぎかな、となる。(推し変します的なことは言っていない)
グループで推しが一人になる
・正直楽しすぎる
・現場に行く頻度が上がる
・楽しい
・グループ全体の魅力がどんどんわかっていく
このグループの中にいる今の推しが好き
・別のグループだったら出会っていなかったかもしれない、好きになっていなかったみたいなやつ
・曲や現場の雰囲気による
・最初は今の推しだけを見ていたけれど、やっぱりグループとしてイイ
・元推しのライブパフォーマンスが悪くなったとかの感情は一切なかったのでステージを見る
・誰も悪くないけど多少ステージ見づらいな…ここにいづらいな…となることが発生(己が悪いけど悪いと言うのもどうかと思う。実際ライブアイドルなんだし。接触アイドルと言うのなら話はまた変わってくるかもしれないけどそれもよくわからないです)
うーーーん
・たまには特典会へ行くべきかどうかという考えが思い浮かぶ
・嫌だな〜〜〜(ここで、ああこういう気持ちになるのかと頭を抱えた)
・でもジッサイ毎回歌声はダントツでめっちゃいいしそれを褒めるためだけでもいけばいいじゃんという感情VS義務感VS楽しめないのもったいないVSアイドルも人間だからVSアイドルの間でもグループ内推し変はあるある→それなら今の推しにもう一回行った方が良くね(思考停止)
・グループ内推し変が非推奨なのは最初は良くても徐々にアレになってくるところなのか
・それを声高々に主張していた人々はやっぱりグループ内推し変後に徐々にキツくなってまた推し増しを行うための言い訳というか宣言というか...だったのか?(この文章のことです)
決定的な出来事
・ライブ後のご飯で、知り合いのオタクづてに、元推しから”もうきてくれなくなっちゃった”と聞く。話題に出してもらったのに"あっ"みたいになるの申し訳なさすぎた。だって楽しく話せれば良いなと思うから。
ここで最推しという概念が効いてくる
・このような状況になった以上、全メンバーたまに行けるような感じにすればいいと思う(これがあるあるなのはTwitterをよくみるとわかるけれど他の多くの趣味との兼ね合いでそんな金かけられない)
・グループの中で最推しはあなたです!を軸に、元推しへもう一度会いにいくことで、これからもグループ全体として愛していきたいなぁと思っているし、それができるほどみんな魅力的ですごい
・この期間で新メンバーも加入し、全員の加速を一気に見ているからそりゃあ目移りもするでしょうという
・感情を振り返ってグループ内推し変について考えてきましたが、元推しの特典会にいくことについての複雑な感情はあまり考えなくても良いという結論
グループ内推し変
・グループ内推し変を経験したらグループ全体がもっと好きになるかもしれない
・しかし経験者からはもれなく非推奨だけが発信されてきた
グループ内推し変にまつわるあれこれで重要な特典会
・たくさんの考える機会、楽しい機会を与えてくれる特典会というシステムに感謝している
・中にいるとこんなこと改めて言う必要もないのかもしれないけれど、さっきまでステージにいた人と目の前で話せる、感想を伝えられることが本当に嬉しい
これから考えたいこと
・推し(言葉)は制度や規範を強めるものなのか
・推しとは知り合いでも友だちでも恋人でも家族でもないオルタナティブな対面の人間関係だと思っていた(のに..?)
・推しと呼ぶことによって何か良くない思考に流される可能性はあるのか
・まっすぐな気持ち的には推しは推しじゃんという
・もう一度俯瞰してみると自分の趣味に対する意思決定の強さを過信していたと思う
・趣味だから好きにすればいいことと、その意思決定の弱さをあまり気にしすぎないように
・そうさせるほどアイドルは魅力的でありすごい
・魅力と恐ろしさは表裏一体
・過度な推し消費ビジネスを中心に発生する搾取構造、危険行為、違法行為、あらゆるハラスメント
・アイドルが物語を表現しながら進んでいくように、オタクは反省を繰り返しながらも、どんなものもかかってこいやの精神で楽しめるといい
・でもいかに巧妙なビジネスに取り込まれようとその名前だけに囚われたくはないよね
・現状はこれからも推しと呼びたいからこそ、その意味について考え続けていきたいと思えている
・呼びたくないほどひどくなったらその時にまた考える
・今よりもレベルが違うほど蔑まれていた”オタク”の語を思うと文化は大切にした方がいいよなぁ
・自虐的な意味で使用される”オタク”の中に含まれる”笑い”の要素との付き合い方
・言葉狩りやめようね 意味の変化を見ていく 明らかにやばすぎる時に自分はNOと言えるのか問題
・アイドルに限らず趣味で”愛すること”を恐れると人生がつまらないので”愛する方法”を多種多様に考えたいし、認めたい
・自分は嫌いなものを見続ける才能がないと思った
・好きで突き動かされたいことが希望に思えてやまない
・嫌いの原動力が反省に生かされる時もあるけれどSNSが日常にあると過信できない
・もはや生涯の趣味になるであろうアイドルを無理なくできる限り楽しく、健やかに推し続けるためにこうして勝手に考えている
一応付け足しておきたいこと
・健康的なオタクが何より大切という価値観を押し付けるのもなぁと思うことはある
・あなたの健康がわたしの健康じゃないし逆もそう
・アイドル、自分で考えることはしたいけれど、あんまり研究対象みたいにしたくはない
・自分の感情に向き合うことこそ重要であり、評論と食い合わせの悪いだいぶ稀な文化だと思う(ニュー・ヒョーロンが誕生するかもしれませんね)
・しかしやがてそれをしないといけなくなる未来も別に悪いとは思わない
ステージで輝くために考え続けているアイドルが本当に凄い