【ジャズ入門】良質な演奏が聴ける"モダン・ジャズ"の安いレコード3枚を紹介したい

前提

在庫がありがちでレコードショップへ行けばほぼ確実に1000円未満のものが手に入るだろうと僕が判断した良いレコードを選びました。(都内ディスクユニオン+αの相場)

アナログレコードが気になっている人へ届けば良いな〜と思っています。

とにかくいつ見ても大体どれかはあり、"プログレッシブな究極の名盤"というわけでもないので高騰することはなさそうです。手堅い感じです。

 

 

 

1. In Concert! / Max Roach, Clifford Brown (1955)

概要

モダン・ジャズの素直で真っ直ぐな熱気を正面から体感できるライブ盤です。

 

対象

マイルス・デイヴィスの『Kind Of Blue』を聴いて良さがあまりわからない方にこっちの熱気は何となくは刺さるのかもしれない.. と勝手に思っています。

 

まずサブスクで聴くなら

M3: I Get A Kick Out Of You

I Get a Kick Out of You (Live)

I Get a Kick Out of You (Live)

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価格

ワンコインほどで見かけることがかなり多いレコードです。

 

補足

トランペットのクリフォード・ブラウンとドラムのマックス・ローチの双頭クインテット作です。

クリフォード・ブラウンは録音当時23歳の天才的な若手ですが、25歳で夭折してしまいます。

 

 

 

2. Kelly Blue / Wynton Kelly (1959)

概要

ピアニスト、ウィントン・ケリーのスタジオ名盤です。

 

対象

ピアノを聴きたい方におすすめです。

基本的にはピアノトリオですが、フルートやコルネットなどの編成が追加されている曲もあります。

 

まずサブスクで聴くなら

M2: Softly, As In A Morning Sunrise

Softly as in a Morning Sunrise (Remastered)

Softly as in a Morning Sunrise (Remastered)

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価格

1000円未満のレコードを数多く見かけます。

 

補足

このアルバムはリバーサイドという超一流のレーベルからリリースされています。

アノトリオきっかけでフルートやコルネットの音を体感できる良いアルバムだと思います。

 

 

 

3. Last Date / Eric Dolphy (1965)

概要

アルトサックス、フルート、バスクラリネットなど複数の楽器を操るマルチリード奏者、エリック・ドルフィーのライブ盤です。

 

対象

上記二つのアルバムで物足りない方におすすめです。

あまりにも個性的な演奏が聴けます。

 

まずサブスクで聴くなら

M4: Hypochristmutreefuzz

Hypochristmutreefuzz

Hypochristmutreefuzz

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価格

だいたい1000円未満で購入できます。

 

補足

エリック・ドルフィーはビギナーからベテランのジャズファンまで幅広く熱狂者がいるイメージです。いつからか私もその一人になっていました。

ラジオ用インタビューの肉声が差し込まれている箇所があり、注目せざるを得ない緊張の一瞬となっています。

ジャケのデザインに種類がありますがタイトルが同一であればどれでも大丈夫です。

 

 

 

まとめ

この3枚はモダン・ジャズを聴くなら通ることが多いでしょうし、もし今刺さらなくてもいずれ気になってくる可能性が高いアルバムだと思います。

そういった意味でひとまず手元に置いておくことがベストです。

見かけたらぜひ。自信を持っておすすめします。